絶対的リスニング力を身に付ける方法

英会話を始めたてのころは話し相手に「Pardon?」「What did you say?」「Could you speak more slowly, please?」を連呼していました。リスニング力は練習した分だけ実力が付きますので、決して背伸びせずコツコツ練習を重ねていってください。

 

練習方法については私も自分で試していたので、その経験が皆さまの参考になれば幸いです。

 

リスニング3つの練習方法

 

・リピーティング(リテンション)

・ディクテーション

・シャドーイング

 

リスニングの練習方法は上記3つが主流だと思います。難易度はリピーティング⇒ディクテーション⇒シャドーイングの順に上がっていきます。シャドーイングは上級者レベルですので、英会話をこれから身に付けたい場合はリピーティング・ディクテーションで十分だと思います。

 

リピーティング(リテンション)

音声を適当な所(3~5単語程度)で止めて、聴こえたとおりにオウム返します。英語の授業で経験された方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

例えばこの様に練習します。

 

音声「Bill Gates’s technological inventions」

あなた「Bill Gates’s technological inventions」

 

音声「have made the most profound impact」

あなた「have made the most profound impact」

 

音声「on people’s lives in recent decades」

あなた「on people’s lives in recent decades」

 

 

ディクテーション

聴こえた英語をそのまま紙に書いていく練習方法です。リピーティングより難易度は上がりますが、自分の苦手な音を発見できるとても優れた練習方法です。

 

 

シャドーイング

シャドーイングは音声を影踏みのように追いかけながら発音していく練習方法です。

リピーティングは適当なところで音声を止めてオウム返ししますが、シャドーイングは音声を止めずに通しで行います。

 

 

 

 

シャドーイングは初心者がやると挫折する

リスニング力の強化練習としてシャドーイングを勧めている書籍を見かける事があります。「通訳養成所でもやっている練習方法なんだから、きっと効果があるに違いない!」そう思ってシャドーイングをやってみた方もいらっしゃると思います。

やってみた方にお聞きしますがシャドーイングで効果を感じられたでしょうか?

 

シャドーイングは効果的な練習方法かもしれませんが、英会話初心者が取り組むにはハードルが高すぎます。

なぜならシャドーイングは英語を話しながら、同時にリスニングもしなければいけないからです。

 

・ネイティブのスピードについていく発音スピード

・ネイティブの発音を聞き取るリスニング力

 

発音とリスニングを同時に行うのですから、当然難易度があがりますよね。

ピアノで例えるなら片手で弾くより、両手で弾く方が難しくなるのと一緒です。

 

シャドーイングは発音スピードとリスニング力を持ち合わせているから効果のある練習方法です。要求されるレベルが高いので、初心者がやっても自己満足で終わるか、難しくて挫折するだけでしょう。

 

 

 

リピーティングが一番取り組みやすい練習方法

 

リピーティングはリスニング練習の中では最も効果を感じやすい練習方法です。 最初は3~5単語程度で区切っていても慣れてくると区切る区間がどんどん伸ばせて行けます。一度に聞き取れる単語数が増えていくので成長を実感しながら練習に取り組めます。

区切るところは適当でOKです。文法や意味を考えず音だけ意識して、聴こえたままにリピートする事を心がけてみて下さい。

 

リピーティングの練習の流れとしてはこのようになります。

 

①テキストを見ながら英語の音を聴く

②テキストを見ながら音読する

③テキストを伏せて、リピーティングを何度か行う

④耳で聴くと分からない・発音しにくい部分をテキストを見て確認

⑤再度リピーティング

 

①,②は必ず行う必要はなく、③からスタートしても良いと思います。事前に文字で英文を確認しておくとリピーティング練習しやすくなるので記載しておきました。リスニング練習でテキストを見ることに対し、カンニングみたいで罪悪感を感じるかもしれません。しかし、文字情報は音情報を認識する補助ですので、気にせず利用していって下さい。

 

ディクテーションは最強のリスニング練習方法

 

ディクテーションは英語の音に真剣に取り組める最強のリスニング練習方法です。やる事はとてもシンプルです。英語を聴いてそのまま紙に書きうつすだけです。

一見単純な方法ですが自分の苦手な音が一発で見つけられるので超効果的です。

 

リピーティングはオウム返しするだけですので、言ってしまえば誤魔化しがききますが、ディクテーションは紙に形で残るのでリスニング力を視覚化できます。

 

ディクテーションを行う時のポイントは以下の3つです。

1.音声は好きな所で止める

2.英語で書けなければカタカナでOK

3.3回聴いて分らなければ諦めてテキストを見る

 

「2.英語で書けなければカタカナでOK」について少し補足します。

知らない単語やリエゾンに出会うと、何の単語か分らない・何て言ったか聴き取れないと思い、手が止まってしまいます。そんな時は「たしかこんな風に聴こえた」とカタカナで書いてしまいましょう。

 

繰り返しになりますが、ディクテーションの目的は英語の音と向き合い、自分の苦手な音を見つけることです。

ですので、英単語でキチンと書こうとしなくても大丈夫です。

 

練習を繰り返して行けば語彙も増えますし、リエゾンにも慣れて「音⇒英単語」に変換できるようになります。

最初の内はカタカナでもアルファベットでもいいので、聞こえたとおりに書いていきましょう。

 

私もディクテーションでリスニング力がかなり磨かれました。

最初は「ゲ ラップ」としか聞き取れなかった言葉が「get up」だと知った時に、見れば分かる言葉も耳で聞くと全然違うんだなぁ、と感じました。

 

ディクテーションはとても地味な作業です。60秒の音声でも20分くらいかかるかもしれません。時間のかかる作業ですが、その労力に見合った実力が必ず身に付きます。

 

 

 

 

 

 

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