英語本感想

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クリス岡崎著「30分で英語が話せる」を読んでみました

クリス岡崎さんと言えば「億万長者 専門学校」の著者というイメージで、コーチングやセミナーを生業としている方だと思っていましたが、実は英語関連の書籍も出版されていたようです。

今回はクリス岡崎著「30分で英語が話せる」の内容と感想をご紹介しようと思います。

 

クリス岡崎さんってどんな人?

chrisokazaki

 

簡単にプロフィールを紹介します。クリス岡崎さんは世界No.1コーチのアンソニーロビンスの主席同時通訳を7年間以上担当。

休憩なし12時間連続で同時通訳をやってしまうほどで、ベテランA級国際会議通訳たちから「クリスの通訳を超える通訳をきいたことがない」を言われるほどの英語スキルの持ち主です。

また、社会人向けに「ウェルスマスター・イングリッシュクラブ」という英語教室を開校。アンソニー・ロビンス直伝のコーチングスキルを導入した授業は好評で、隔週3時間・各講座2万円にもかかわらず全国から参加者が集まるほど人気ぶり。

 

参加者たちは「究極の英語教室」と絶賛、さらにその評判を耳にして参加した英語教師たちからは「ためらいつつも絶賛された教育法」との評価を集めているそうです。

 

30分で英語が話せるようになるための3つの方法

本書の対象読者は難しい英語は抜きにして最短・最速でネイティブと会話したい人向けなので、英語を学ぶための本、というよりも、英語を気軽に楽しく勉強するためのコツがちりばめられていました。

 

そんなコツの中から参考になったところを3つご紹介したいと思います。

 

1.日常会話に必要な700語を覚えて使いまわす

2.文法・語順は気にしない

3. 6つの発音(R、L、V、Th,Wh,F)を直す

 

1.日常会話に必要な700語を覚えて使いまわす

700語というのはネイティブの5,6歳レベルのボキャブラリーです。

5,6歳児の子供というと大人とコミュニケーションも取れている年齢ですから、

700語あれば英会話はできるという事です。

 

5,6歳児のボキャブラリーがどのくらいのレベルかというと、次の単語を知っている程度のものです。

 

・table

・window

・pen

・television

・radio

・bike

・engine

・black

・suits

・spoon

 

700語知っているというのは身の回りにあるものの名前が言えるかどうかのレベルというのが分かります。

もちろん700語では自分の言いたいことが言えるレベルではありません。

 

私たち日本人が平均して5000語の日本語を使っているので、それよりも少ない700語ていどの英語のボキャブラリーで英会話をしようとしたら言いたいことが言えないのは当然のことです。

 

そこで、発想を変えて、英単語700語で言いたい事が言えるように表現を簡単にします。

 

例えば、この写真を英語で説明するときにどんな表現を使うでしょうか。

loghouse

 

「木に囲まれた木造建築の家が一軒建っています。」

と言おうとすると木造建築って…英語でなんて言うんだろうという発想になります。

 

そこで、発想を変えて知っている簡単な単語で表現するようにします。

 

たとえば、

「ログハウスがあります。木に囲まれています。」

という風にです。

 

「木に囲まれた木造建築の家が一軒建っています。」

と同じ意味でありながら、表現を簡単にしています。

 

発想のコツは5,6歳児に通じる様に話すことです。

子ども相手に「木造建築の家」とは言わず、木の家とかログハウス、と言いますよね。

 

単語帳を見てボキャブラリーを増やそうとするよりも

知っている単語を使いまわす方が手っ取り早い、ということです。

 

 

2.文法・語順は気にしない

たとえば、

「今晩?どう?」

「どう?今晩?」

どちらも通じる言葉です。

 

「今晩遅くまで働くの?」

「遅くまで働くの?今晩?」

これもどちらも通じる言葉です。

 

英語にすれば、

Do you work late tonight?(今晩遅くまで働くの?)

You work late tonight?(遅くまで働くの?今晩?)

ですが、どちらも英語文法としておかしくありませんし、実際に通じる言葉です。

 

もし外国人から片言の日本語で話しかけられたとします。

「ワタシ、ヨコハマ、チュウカガイ、イキタイ」

こんな風に話しかけられても相手の言わんとすることは想像できますよね。

 

文法としては完全におかしな日本語ですが、

「この人は横浜の中華街に行きたいんだな」

と自分の頭の中で意味を補完することができます。

 

 

逆の立場で言えば、

私たちが片言の英語しか話せなかったとしても

相手の頭の中で意味を補完できるということです。

 

ですので、相手の理解力に委ねてしまえば良いので

ちょっとくらい語順や文法がおかしくても気にしなくていいのです。

 

 

3. 6つの発音(R、L、V、Th,Wh,F)を直す

例えば「語尾のL」は、

「ル」ではなく「オー(ヨー)」と発音します。

 

「global」は「グローバル」でなく、「グローボー」

「medical」は「メディカル」ではなく、「メディコー」

「excel」はエクセルではなく「エクソー」

 

また、「Wh」はどう発音するかというと、

「ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ」ではなくて「ゥワ・ゥイ・フ・ゥエ・ゥオ」。

 

「ゥ」は「口を小さく⇒大きく拡げる」ように音を出すのがポイントです。

「when」は「ホエン」でも「フェン」でもなく、「ゥエン」

「white」は「ホワイト」ではなくて「ゥワイト」

「why」は「ホワイ」ではなくて「ゥワィ」

 

「R,L,V,Th,Wh,F」この6つの発音をちょっと変えてみるだけで、ネイティブへの伝わりやすさが一気に変わります。

 

クリス岡崎さんは心のブロックを外すのが上手

以上3つのコツをご紹介しましたが、ほかにも参考になるところは沢山ありました。

 

本書を読んでいて、クリス岡崎さんは日本人が持っている英語へのメンタルブロックを外すのが上手だとつくづく感心しました。

 

日本人の英語に対するメンタルブロックというのは、

例えば、

・キチンと発音しなければいけない

・ボキャブラリーがないと英会話は上達しない

・正しい文法でないと相手に伝わらない

などですね。

 

●●しなければいけない、そんなメンタルブロックを1つ、また1つと、

本書ではクリス岡崎さんのご機嫌な口調が外していってくれます。

 

私も発音や勉強方法などに関して参考になるとこがありました。

参考になるどころか目からウロコが落ちるような思いもしました。

 

世界No1.コーチ アンソニーロビンスの通訳をやっているだけあって、コーチングの実力も半端じゃないことが本書からうかがえます。

 

英語に苦手意識がある方、英語の勉強は難しいと思っている方にぜひ読んでほしい内容です。

「英語って意外と簡単!」そう思える様になりますよ。

 

 

 >>30分で英語が話せる

 

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どんどん話すための瞬間英作文トレーニングの購入レビュー

英語上達完全マップでお馴染みの森沢洋介さんの書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を使ってみたので感想を書いてみようと思います。

 

どんどん話すための瞬間英作文トレーニングってどんな本?

本書はタイトルにもあるように、パッと言いたいことを言うためのトレーニングをするための本です。

「頭で英作文を作って話す」この訓練をガッツリ集中して行うことが出来ます。

 

どんなトレーニングをするのか少しだけご紹介します。

 

お題:次の文章を頭の中で英作文にして答えてみましょう。

①彼は車を3台洗わなくてはならない。

②あなたはどのくらいの間彼を知っているのですか?

③どちらが彼の好きなスポーツですか。野球ですかそれともサッカーですか? サッカーです。

 

 

どうでしょうか?

 

文章を見てパッと英作文は浮かんできたでしょうか?

 

 

ちなみに答えは、

①彼は車を3台洗わなくてはならない。
⇒He has to wash three cars.

②あなたはどのくらいの間彼を知っているのですか?
⇒How long have you known him?

③どちらが彼の好きなスポーツですか。野球ですかそれともサッカーですか? サッカーです。
⇒Which is his favorite sport, baseball or soccer? Soccer is.

 

浮かんだ英文は正解していたでしょうか?
それとも「う~~ん、紙に書かないと分からない(汗)」でしたでしょうか。

 

もし、パッと英文が浮かんでこないようであれば、頭の中で瞬間的に英作文を作る思考回路がまだ育っていないのかもしれません。

 

瞬間英作文はクイックレスポンス

日本語のお題に対して瞬間的に英語で答える、このトレーニングはクイックレスポンスと呼ばれていて通訳養成学校にも取り入れられている方法です。

著者の森川さんは、日本人の英語学習が文法やリスニング、英単語暗記の練習ばかりに偏っており、英語で話す訓練が足りていないことを指摘しています。

 

本書はそれを補うために用意された本で、この1冊を通じて徹底的に瞬間英作文の訓練をすることが出来るのです。

お勧めの使い方は同封のCDを聞きながらの練習です。

 

音声CDは本書の内容を「和文⇒ポーズ⇒英文」の順に淡々と進行し、余計なものは一切含まれていません。

本を見ながらでも良いのですが、本の構成が「ページ左側に和文、ページ右側に英文」なので、答え合わせをするときについチラっと次の答えも見えてしまうからです。

 

また、目で和文を見て英文を答えるのと、耳で和文を聞いて英文を答えるのでは、頭にかかる負担も全然違います。
後者の方が圧倒的に負担がかかるので、英作文の思考回路が養われている実感があります。

 

中学卒業レベルの英語の知識がないと自習は難しい

「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」で扱われている文章は簡単な例文ばかりですので、中学卒業レベルの英語の知識があれば応えられるようになっています。

ただ、全体的に解説が少ないような・・・という印象があります。
英語の基礎から勉強したい人には少々ハードルが高いかも知れません。

 

逆に言えば、本書は基礎を終えて、練習に打ち込みたい人のための本とも言えます。

 

英語の基礎に自信が無い方は文法や単語を参考書またはネットで調べながら練習されることをオススメします。

本書を通じて、瞬間英作文の訓練を重ねれば、実際の英会話でもテンポよく会話を進めるようになれるでしょう。

 

 

>>どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

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川島永嗣 著 本当に「英語を話したい」キミへの書籍レビュー

私はスポーツ選手の書籍やドキュメンタリーが好きです。

世界の第一線で活躍する選手の感じている事やアイディアに触れる事が出来ますし、私も「がんばろう!」とパワーをもらえるからです。

 

今回はこちらの書籍の感想をみなさんに共有したいと思い記事を書きました。

「本当に英語を話したいキミへ」川島永嗣 著

 

川島永嗣選手は19歳で初海外遠征を経験、外国語が全く話せず悔しくて歯がゆい思いを経験します。

それを機に思考錯誤をしながら自分なりの英語習得方法を作り上げ、いまでは英語、フランス語、イタリア語、オランダ語などなんと7か国語を使うまでになっているそうです。

 

外国語を習得するための考え方が随所にちりばめられている

川島選手が自身の置かれた環境の中で自分専用の勉強方法を確立していった考え方・メンタリティがふんだんに盛り込まれています。

読んでいて思わず頷いてしまう箇所がいくつもありました。

 

いくつか紹介したいと思います。

 

・毎日使うような言葉を100語覚える p59
・疑問に思った言葉はすべて「これ何て言うんだろう」って調べていく p60

一時期、1日〇〇個覚えるというノルマをトライしたものの成功した試しがないそうです。1カ月間で使うかどうか分らない単語を15分、30分と時間をかけて覚えることに意味を感じなくなり、単語はその都度覚えるというスタンスにシフトしたそうです。

私も単語帳片手に端から暗記していった事がありますが一周終えて戻ってくると最初に覚えたことはほぼ忘れていました(笑)。その経験から私は、毎日の生活で出会った単語を優先して覚えるようになりました。

 

・無理なく続けられるもの、楽しく取り組めるものを探していく。 p98

川島選手は語学学習のモチベーションを持続させるコツとしてあれこれ試していたそうです。「英単語3000」みたいなものから英検4級、5級の問題集、TOEIC,TOEFLなどの参考書も片っ端から挑戦。英会話スクールのECCに通ったり、イングリッシュタウンでオンライン受講していたことも。

さらに「先生探すドットコム」で個人レッスンも試していたそうです。なかには途中で挫折したものもあったようですが、あれこれ試しながらも英語学習はずっと継続していたことが分かりますよね。ちなみに現在は「ロゼッタストーン」に落ち着いているそうです。

 

 

・相手に「わからない」と伝えることもコミュニケーションのひとつ。p115

これは私も耳が痛いです。最初のころは「聞き返す」ことに抵抗があり、なんとなく分かったふりをしたり、愛想笑をして済ませたことが良くありました。

「もう少しゆっくり話して」「〇〇(単語)ってどういう意味?」「もうちょっと分かりやすく」こういった表現を身に付けるだけで相手とのコミュニケーションを一歩進める事ができます。

 

・「自分は語学には向かないんだ」とは、決して思ってはいけない
・わからないままとりあえず先に進めてみる
・ひとつの課題、ひとつの学習法で立ち止まらない。p95,96

英会話の勉強法や教材が自分に合わなくても、そこで自信を無くしたり自分を責めたりせずに「相性が悪かっただけ」と思って、次の学習方法にいくことを川島選手は勧めています。英会話を勉強する目的が、英会話を上達させるから1つの教材・方法を最後までやるに変わっちゃっていますからね。
また、勉強でどうしても分らないことが合った場合、そこにこだわらずにとにかく進めてみるのも1つの手段。なぜなら後で振り返ると「どうしてこんなところでつまづいていたんだろう?」と時間が解決してくれることもあるからだそうです。

 

・失敗した自分を楽しめるくらいほうが、語学の勉強がずっと楽しくなる p169

私はすごく良い考えだなぁと思いました。自分の英語が相手に通じなかったり、聞き取れなくても「まだ勉強中だから」と思えば気持ちが楽になります。

自分が表現を間違えて相手がポカンとしても「あ、間違えた(笑」って言えばその場を笑いに変える事も出来ますよね。

 

失敗と学びのサイクルは楽しい

川島選手が語学を習得できたのは、失敗しては学び、学んで実際に使ってみては学びなおし、、、その試行錯誤をずっとやってきたからこそだと思います。

 

そして試行錯誤の結果、川島選手の中から「失敗」が消えて行ったように見えました。肩ひじ張らず、気楽に外国語の習得を楽しんでいるのです。もし相手に言葉が伝わらなかったら「間違った」で済ませて、なぜ間違ったのか軌道修正をして学びなおしています。

失敗=学びのキッカケ、と捉えているのかもしれませんね。

 

そんな捉え方をしているから、川島選手はどんどん失敗しては学びなおし、外国語を上達させていっているのだと思います。

 

まとめ

本書は具体的な勉強方法が書いてあるわけではありません。

しかし重要なことは、川島選手が自身の置かれた環境を最大限に活かして勉強方法を確立していったプロセスや考え方を私たちが学びとれるかどうかだと思います。

 

仮に川島選手が海外移籍が決まらず国内にいたとしても自分なりのやり方を探して外国語を習得していたのではないでしょうか。

 

もし英語の勉強方法に行き詰まりを感じていたのなら読んでみてはいかがでしょう。
7か国語を習得した川島選手の考え方はとても参考になります。

 

そして、「勉強を頑張ろう!」と気持ちが奮い立ってきます。

 

「本当に英語を話したいキミへ」は語学習得を志している人にぜひお勧めしたい本です。

 

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