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英語の語彙を増やすコツ③~覚えた英単語を忘れにくくする記憶定着方法

 

語彙を増やすの関連記事:
英語の語彙を増やすコツ①~すぐ忘れるのは〇〇がないから
英語の語彙を増やすコツ②~語彙の即効性と遅行性

 

前回の記事 語彙の即効性と遅行性のおさらい

前回の記事では、一口に語彙と言っても即効性と遅行性の2つに分類されることをお伝えしました。

 

それぞれの性質は

語彙の即効性:すぐ使える・勉強の成果を実感できる語彙

語彙の遅行性:なかなか出番がないけど、後々役に立つ語彙

ということでしたね。

 

即効性のある語彙は、明日にでも仕事で使うような英単語だったり、1カ月後の海外旅行など近い未来に使う予定のある英単語です。 遅行性のある英単語は日常英会話のように知識としてストックしておくと、とっさのときに役立つ英単語です。

 

そして、どちらの語彙も大切でバランス良く身に付けていく事が大切ということでした。

 

今回は、覚えた単語を忘れない様に記憶に定着させるための方法についてお伝えしようと思います。

 

 

覚えた英単語を忘れにくくする記憶定着方法2つ

英単語に限らず言えることですが、反復練習こそが最強の記憶定着方法です。

反復してインプット・アウトプットする情報は「脳が必要な情報だ」と判断するからです。

 

例えば、実家・自宅の電話番号や住所、自分の名前などを忘れる人は珍しいですよね。

こういった情報は引っ越しやネットの申し込み、宅急便など至るところで繰り返し使う情報なので自然と覚えることができます。

 

他には、靴ひもを蝶結びにすることに子どもの頃は苦労した経験があるのではないでしょうか?

今では無意識でできる様になっていると思いますが、それは靴を履くなかで何度も繰り返し蝶結びをやっていたからですよね。

 

このように何度も繰り返し使う情報は自然と覚えることができる様になっています。

その発想を語彙を増やすのにも使えばいいのです。

 

具体的には、次の2つの方法が挙げられます。

1.期間を決めてインプット・アウトプットする

2.紐付けする

 

1.期間を決めて繰り返す

反復練習する事が記憶定着には重要なのですが、毎日毎日同じ単語を読み書きして暗記しても記憶定着につながりません。忘れた頃に確認の意味を込めて繰り返すと効果が上がります。

 

まず、何か英単語やフレーズを覚えたら、最初の内は翌日に復習をしましょう。「もう覚えた」と思ったら3日、5日後、1週間後、2週間後と徐々に間を空けていきます。

これは何をしているかと言うと短期記憶から長期記憶へ移行させるためにやっています。

 

人間の脳は初めに記憶した情報を短期記憶といって脳の海馬に1週間から2週間ほど一時保管します。一時保管した情報のうち、脳が必要だと判断した情報を大脳新皮質へ伝達し長期記憶として保存するのです。

 

なので、毎日毎日反復するよりも、間を空けて反復することで、脳が「この情報は必要だ」と判断するようになります。

 

 

2.紐付けする

英単語1つずつ単純暗記するよりも例文と一緒に覚えると使い方も覚えられて効率的です。

 

例えば「sense:意味、道理、理屈」という覚え方でもよいですが、

 

That makes a lot of sense.

で、「それはもっともだ」と覚えた方がより生きた使い方を覚えられます。

 

動詞など単語1つで複数の意味がある場合は例文が沢山過ぎて、覚えるのが負担になることが多々あります。

全部やろうと力まずに気に入った例文や「へぇ~」と思った例文だけに絞って無理なく続けられるようにしてみて下さい。

 

 

反復練習は遅行性の語彙をメインに行う

反復練習の対象は遅行性・即効性の語彙、どちらなのかというと遅行性の語彙です。

覚えたその場で使うような即効性の語彙は実生活で自然と反復練習できるので記憶が自然と定着していきます。

 

逆に遅行性の語彙は、英会話学習をしていても実生活でなかなか出番が少ないベンチウォーマーのような英単語です。ですので、記憶の彼方に消え去っていかない様に自身の反復練習で積極的に登場させ長期記憶になるように脳に働きかけることをお勧めします。

 

 

 

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英語の語彙を増やすコツ②~語彙の即効性と遅行性

 

語彙を増やすの関連記事:

英語の語彙を増やすコツ①~すぐ忘れるのは〇〇がないから

 

前回の記事:英語の語彙を増やすコツ①のおさらい

簡単に前回の記事のおさらいをしてきます。

 

語彙を思うように増やせないのは記憶力の良し悪しが原因ではありません。覚えようとしている単語が自分と関係がない、つまり日常生活で登場するかどうかわからないような単語の場合は覚えたとしてもすぐに忘れてしまいます。

 

市販の英単語帳は大学受験やTOEICなど点数を取るために必要な英単語が載っているので、「英語を話すために必要な単語」が載っている英単語帳とは別物です。全く使えないわけではないのですが、日常生活では使わないような英単語も混ざっています。市販の英単語帳を最初から最後まで覚えようと疲れてしまいますし、実践的な英会話学習とは努力の方向がちょっと違っているのです。

 

まとめると、

自分と関係のある英単語は覚えやすく、関係ない英単語は忘れやすい

市販の英単語帳を最初から最後まで頑張って覚える必要はナシ

ということでした。

 

 

語彙の即効性と遅行性

語彙と一口に言っても、語彙には即効性と遅行性があることをご紹介しようと思います。

語彙の即効性と遅行性は次のように定義することができます。

 

語彙の即効性:すぐ使える・勉強の成果を実感できる語彙

語彙の遅行性:なかなか出番がないけど、後々役に立つ語彙

 

語彙の即効性:覚えたらすぐ使える・勉強の成果を実感できる語彙

英会話を3ヵ月とか6ヶ月で使えるようになるひとは、間違いなく即効性の語彙を鍛えています。

 

例えば、英語を社内公用語化するとか、海外転勤が決まった、留学生に教えないといけない(私です)など、

何かしらの理由で1か月後・1週間後・早い場合は明日から英語を使わなければいけない状況だからです。

 

のんびりNHK英会話を見ていては間に合いませんよね。

音声教材を聞き流している場合ではありません。

 

そのため、あるシチュエーションに特化して英語をインプットしていくのです。

 

英語が社内公用語化する場合なら最低でも社内にいる間は英語を使えるようにしなければいけません。

仮にあなたの会社が英語を公用語化したとしたらどんな行動をとるでしょうか?

 

マーケティング部署に所属しているならマーケティングに関する英単語を集中して覚えればいいですよね。

また、社内で交わしている日本語の会話・メールを英語に置き換える練習をすればいいでしょう。

例えば、「報告の時間を下さい」とか「いつまでに出来そう?」とか普段仕事で何気なく口にしている日本語を英語に置き換えるのです。

 

私が留学生に実験を教えた時は、実験操作を英語で全部言えるようにしました。

 

例えばこんな英単語です。

centrifugation for 5min(5分間遠心分離)

vacuum freeze drying equipment(真空凍結乾燥装置)

culture for 3days(3日間 培養)

syringe(注射器)

evaporation(減圧濃縮)

 

文法は後回しで片言の単語とジェスチャー・図解でコミュニケーションしましたがそれでも通じるんですよ。

 

仕事や趣味などあるシチュエーションに特化した語彙の増強は即効で効果を実感することができます。

なぜなら、覚えたその場で使えますし近いうちに使う予定があるからですよね。

 

勉強の成果を実感できるのでどんどん覚えたい!というモチベーションアップにもつながります。

モチベーションが上がれば勉強も楽しくなるので、英会話習得のスピードがどんどん加速します。

 

 

語彙の遅行性:覚えてもなかなか出番がないけど、後々役に立つ語彙

日常英会話をマスターしたい人が、勉強を頑張っては挫折している理由は遅行性の語彙のインプットがメインだからです。いつ使うか分らない・使う機会のない英単語ばかり覚えているから勉強の成果を実感できないのです。英単語の知識は覚えても使う機会がなければ忘れてしまいますよね。

 

市販の英語教材は基本的に遅行性の語彙しか身に付けられません。日常英会話のようなぼんやりとしたテーマの単語帳しか見当たらない理由は、1つのシチュエーションに特化した英単語帳が作りにくいからでしょう。サーフィン頻出英単語集とか登山者向けの英単語集とかあればピンポイントでユーザーにウケそうですよね。

 

市販の英語教材やNHK英会話の内容が全く役に立たないわけではありません。

遅行性の語彙はスポーツで言えば基礎体力のようなもので、のちの英会話生活を支える屋台骨となってくれます。

一朝一夕に身に付けられる語彙ではないので、長期的にインプットしていくと良いでしょう。

 

 

即効性の語彙と遅行性の語彙はバランス良く育てる事が大事

即効性の語彙は覚えたその場で使う事が出来るので学習効果を感じやすいのに対し、遅行性の語彙は知っていると役立ちますが出番は少なめです。

 

即効性の語彙はいわばヲタクのようなものですから、特定のシチュエーション以外では使い勝手がよくありません。

私も実験に特化した語彙だったので、留学生と食事に行ったときは何も言えずにとても気まずい思いがしました。

実験の場では英語で会話できても、普段の会話は話せないのはある種のコミュ障ですよね。

 

こういう時に便利なのが遅行性の語彙なのです。

相手の食べ物の好みを聞いたり、お店の場所を教えたり、日本の文化やエンタメ情報を教えたり、、、。

 

英語で聞きたい時・教えたい時にパッと答えられると、とてもスマートですよね。

遅行性の語彙は日の目を浴びにくいですが、ストックしておくと凄く便利で、「勉強しておいて良かった!」と思える語彙です。

 

即効性・遅行性の語彙、どちらが良い悪いという話ではなくどちらも大切ですので、バランスよく育てる事を意識してみて下さい。

 

 

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英語の語彙を増やすコツ①~すぐ忘れるのは〇〇がないから

 

「お勧めの英単語帳は有りますか?」「語彙を効率良く増やす方法はありますか?」と聞かれることがあるのですが、語彙を増やすためにはちょっとコツがあります。

 

ただし、このコツは万能ではなく英語を実際に話すために必要な単語の覚え方のコツです。受験やTOEICや英検のような試験を合格するための語彙の増やし方ではないので予めお伝えしておきます。

 

 

自分と関係ない英単語は忘れやすい

「記憶力が悪いから単語を覚えてもすぐ忘れてしまいます・・・」と自身の記憶力を残念がる人がいますが、語彙が増やせないのは記憶力の問題では無いと思います。

 

人間はそもそも興味ない事・必要のない事・使わない事はどんどん忘れていきます。

言い換えると自分に関係ない事は覚えられません。

 

手元の単語帳をめくってみた時に、忘れやすい単語は、興味ない・必要ない・使わないのいずれかに当てはまるのではないでしょうか?

 

車を運転する人が運転の仕方やマナーを覚えているのは通勤・移動に必要だからですし、弁護士が難しい法律に詳しいのは仕事で使っているからですよね。

 

英単語も一緒です。

覚えた単語を忘れてしまうのは自分には関係ないからなのです。

 

 

英単語帳に載っている単語=自分に必要な英単語ではない

市販の英単語帳を私も受験生の頃には利用していましたが、受験を終えて英語を使わなくなってからほぼ全て忘れてしまいました。今までの苦労は何だったんだろうと虚しさを覚えるくらい覚えた英単語の数々は忘却の彼方へ消え去っていきました。

 

Z会の速読英単語を必修編から上級編、さらにDUOまでコンプリートしましたがすべて忘れました。

 

私が英語からしばらく離れていたのも理由として挙げられますが、市販の英単語帳は受験やTOEICなど点数を取る為の必須英単語なので、日常で使われもしない難易度の高い単語も含まれているのです。

 

あなたの手元にある英単語帳には「英語を話せるようになる」ために必要な単語が含まれていないことが多々あります。

英単語帳を何度も繰り返し練習しても覚えられない人は、そもそも必要のない単語を覚えようとしているかもしれません。

 

 

英単語帳の単語すべてを覚えなくてもいい

〇〇英単語1000語、4000語などとんでもない単語数を収載した単語帳が売られていますが、実践的な英会話を身に付けたい場合は必要ありません。それは国語辞典を丸々覚えようとするようなものだからです。

 

単語帳に1000語、2000語掲載されていたとしても、実際には使う事のない単語も沢山含まれています。

なぜ実用性の少ない単語が載っているのか分かりませんが、なぜか載っているのです。不思議ですよね。

 

今後使うかどうかも分からないような英単語を覚えようとするのは賢い勉強方法とは言えません。

それなら明日使うような単語を1つでも覚えた方が身になりますよね。

 

使うかどうか分らない単語を覚えるのは教養のレベルであり、それは今後十分に養っていくことができます。

 

 

次回から語彙を増やすためのコツを紹介していこうと思います。

 

 

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